プロジェクトファイナンスで資金を調達する際に必須のテクニカルDD(デューディリジェンス)レポート。大型の新設発電所建設はピークを超え、今後はセカンダリーマーケットが活発化することが予想されます。所有権移転等で改めて現状の発電所の調査が必要になった場合、新設時と同様の記載項目はもちろん、現地調査などニーズに応じて内容をカスタマイズすることができます。加えて、期待発電量が得られないなど発電所に関わる各種ご相談にも対応しております。
テクニカルデューディリジェンス(TDD)レポートサービス
主な記載項目と内容
主な項目 | 内容 |
太陽光発電所主要設備、システム設計の評価 | ・太陽光パネル、パワーコンディショナ(PCS)等の仕様、保証条項のレビュー ・電気回路、アレイ架台等の設計レビュー |
各種契約書、関連法規・許認可事項のレビュー | ・EPC、O&M契約書に記載の業務範囲、責任範囲等のレビュー ・一般的な関連法規、許認可事項と当該PJで該当する事項との照合など |
発電量予測 | ・主要設備の仕様、システム設計や気象データ(統計値)に基づく発電量予測 ※外部の調査会社に委託の場合あり |
発電量実績の評価 | ・実績システム出力係数(PR)と基準システム出力係数(PR)との比較検証(データ解析) |
保守点検のレビュー | ・定期点検報告書のレビュー ・保守点検記録のレビュー |
現地調査レポートサービス
以下の6つの目視調査対象に対して100項目のチェックポイントを設定。晴天時あれば、IR(赤外線)試験も実施するなど発電所の現状を簡易的に調査するサービスです。
目視検査対象
(1)太陽光パネル
(2)架台
(3)集電箱、接続箱
(4)パワーコンディショナ(PCS)
(5)発電所のセキュリティー体制
(6)発電所設備・管理状況
技術コンサルティングサービス
期待発電量が得られていないなど発電所に関わる技術的なご相談など